小美玉市議会 > 2017-02-23 >
03月02日-01号
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  1. 小美玉市議会 2017-02-23
    03月02日-01号


    取得元: 小美玉市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成29年  3月 定例会(第1回)          招集告示小美玉市告示第18号 平成29年第1回小美玉市議会定例会を次のとおり招集する。     平成29年2月23日                           小美玉市長   島田穣一    1.期日   平成29年3月2日(木)    2.場所   小美玉市議会議事堂               会期及び審議の予定表                          (平成29年第1回定例会)月・日曜日会議の種別内容3.2木協議会全員協議会本会議開会 諸般の報告 会議録署名議員の指名 会期の決定 一括上程 提案理由の説明3.3金 (議案調査)3.4土休会 3.5日3.6月 (議案調査)3.7火委員会議会改革推進特別委員会3.8水本会議一般質問3.9木本会議一般質問3.10金本会議一般質問・質疑・委員会付託3.11土休会 3.12日3.13月委員会予算特別委員会3.14火委員会予算特別委員会3.15水委員会産業建設常任委員会3.16木委員会文教福祉常任委員会3.17金委員会総務常任委員会3.18土休会 3.19日3.20月3.21火委員会議会運営委員会 広報特別委員会3.22水協議会全員協議会会議委員長報告 委員長報告に対する質疑 討論 採決 閉会          招集に応じた議員の氏名 3月2日、8日、9日、10日、22日いずれも次のとおりである。    1番  村田春樹君        2番  鈴木俊一君    3番  木村喜一君        4番  植木弘子君    5番  石井 旭君        6番  幡谷好文君    7番  谷仲和雄君        8番  長島幸男君    9番  岩本好夫君       10番  福島ヤヨヒ君   11番  藤井敏生君       12番  小川賢治君   13番  大槻良明君       14番  関口輝門君   15番  笹目雄一君       16番  大和田智弘君   17番  戸田見成君       18番  市村文男君   19番  荒川一秀君       20番  野村武勝君          平成29年第1回小美玉市議会定例会議事日程(第1号)                  平成29年3月2日(木)午後1時30分開会  (諸般の報告) 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案上程      議案第2号 小美玉市工場立地法準則条例の制定について      議案第3号 小美玉市公の施設の指定管理者指定手続等に関する条例の一部を改正する条例について      議案第4号 小美玉市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例について      議案第5号 小美玉市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例について      議案第6号 小美玉市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について      議案第7号 小美玉市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について      議案第8号 小美玉市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について      議案第9号 小美玉市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について      議案第10号 小美玉市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例      議案第11号 旧美野里町障害者住宅整備資金貸付条例の規定に基づく貸付資金の経過措置に関する条例を廃止する条例について      議案第12号 平成28年度小美玉市一般会計補正予算(第8号)      議案第13号 平成28年度小美玉市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)      議案第14号 平成28年度小美玉市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)      議案第15号 平成28年度小美玉市下水道事業特別会計補正予算(第4号)      議案第16号 平成28年度小美玉市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)      議案第17号 平成28年度小美玉市戸別浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)      議案第18号 平成28年度小美玉市霊園事業特別会計補正予算(第2号)      議案第19号 平成28年度小美玉市介護保険特別会計補正予算(第3号)      議案第20号 平成28年度小美玉市水道事業会計補正予算(第3号)      議案第21号 平成29年度小美玉市一般会計予算      議案第22号 平成29年度小美玉市国民健康保険特別会計予算      議案第23号 平成29年度小美玉市後期高齢者医療保険特別会計予算      議案第24号 平成29年度小美玉市下水道事業特別会計予算      議案第25号 平成29年度小美玉市農業集落排水事業特別会計予算      議案第26号 平成29年度小美玉市戸別浄化槽事業特別会計予算      議案第27号 平成29年度小美玉市霊園事業特別会計予算      議案第28号 平成29年度小美玉市介護保険特別会計予算      議案第29号 平成29年度小美玉市病院事業会計予算      議案第30号 平成29年度小美玉市水道事業会計予算      議案第31号 字の区域の設定について      議案第32号 市道路線の認定について      議案第33号 市道路線の変更について      議案第34号 公の施設の広域利用に関する協議について      陳情第1号 農業者戸別所得補償制度の復活をもとめる陳情  (提案理由の説明) 日程第4 茨城県後期高齢者医療広域連合議会議員一般選挙  (散会)出席議員(20名)     1番  村田春樹君       2番  鈴木俊一君     3番  木村喜一君       4番  植木弘子君     5番  石井 旭君       6番  幡谷好文君     7番  谷仲和雄君       8番  長島幸男君     9番  岩本好夫君      10番  福島ヤヨヒ君(副議長)11番  藤井敏生君      12番  小川賢治君    13番  大槻良明君      14番  関口輝門君    15番  笹目雄一君      16番  大和田智弘君    17番  戸田見成君  (議長)18番  市村文男君    19番  荒川一秀君      20番  野村武勝君欠席議員(なし)---------------------------------------説明のため出席した者 市長          島田穣一君   副市長         林 利家君 教育長         加瀬博正君   市長公室長       島田清一郎君 企画財政部長      白井福夫君   総務部長        廣戸俊一君 市民生活部長      山口 守君   危機管理監       坂本一志君 保健衛生部長      田中正志君   福祉部長        成井修也君 産業経済部長      我妻智光君   都市建設部長      小松修也君 小川総合支所長     亀山 一君   玉里総合支所長     長津智之君 教育部長        長谷川正典君  水道局長        飯田 孝君 消防長         久保田勝則君  会計管理者       升田昭彦君 監査委員事務局長    藤本正子君   農業委員会事務局長   久保田一江君 政策調整課長      倉田増夫君---------------------------------------議会事務局職員出席者 議会事務局長      木村 靖    次長          鈴木定男 書記          菊田裕子    書記          須賀田千恵子     午後1時30分 開会 △開会の宣告 ○議長(市村文男君) 皆さん、こんにちは。 ただいまから第1回の定例会を開会いたします。 議場内の皆様にお願いいたします。 携帯電話はマナーモードにするか電源を切るようお願いいたします。また、写真、ビデオの撮影や録音の行為は禁止されております。なお、議会広報作成のため事務局職員による写真撮影は許可いたしましたので、ご了承願います。 その他、傍聴規則を遵守して傍聴するようお願いいたします。 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより平成29年第1回小美玉市議会定例会を開会いたします。--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(市村文男君) これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(市村文男君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 平成29年第1回小美玉市議会臨時会後における主なる行事についての報告は、お手元に配付した活動状況一覧表のとおりであります。 次に、監査委員から地方自治法第235条の2第1項及び地方公営企業法第27条の2第1項の規定による平成28年11月から平成29年1月の例月出納検査の結果について、報告がありましたので、その写しを配付してあります。 次に、市長より通知のありました地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者につきましては、お手元に配付した一覧表によりご了承願います。 次に、市長より提出された平成28年第4回定例会以降の行政報告につきましては、お手元に配付してありますので、ご了承願います。 以上で諸般の報告を終わります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(市村文男君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、幡谷好文君、谷仲和雄君、長島幸男君、以上3名を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(市村文男君) 日程第2、会期決定の件を議題といたします。 過日、議会運営委員会が開催され、その経過と結果について議会運営委員長より報告を求めます。 議会運営委員長笹目雄一君。     〔議会運営委員長 笹目雄一君 登壇〕
    議会運営委員長笹目雄一君) 議会運営委員会から平成29年第1回小美玉市議会定例会会期日程について、ご報告を申し上げます。 今期定例会が招集されたことに伴いまして、昨日議会運営委員会を開催し、会期日程について協議をいたしたところでございます。 その結果、議案数及び一般質問者数などを考慮の上、本日3月2日から3月22日までの21日間とすることに、出席委員全員異議なく決定した次第であります。 議員各位のご賛同を賜りますようお願いを申し上げ、議会運営委員会からの報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(市村文男君) お諮りいたします。 議会運営委員長の報告のとおり、議会を運営することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(市村文男君) ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は21日間と決しました。---------------------------------------議案上程提案理由の説明 ○議長(市村文男君) 日程第3、議案第2号 小美玉市工場立地法準則条例の制定についてから、陳情第1号 農業者戸別所得補償制度の復活をもとめる陳情までの計34件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 島田市長。     〔市長 島田穣一君 登壇〕 ◎市長(島田穣一君) ご苦労さまでございます。 それでは、平成29年第1回小美玉市議会定例会を開催するに当たり、上程しております議案の説明に先立ちまして、市政運営に関する所信の一端を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 平成18年3月の町村合併後、新市の初代市長に就任して以来、小美玉市の発展に全力を尽くしてまいりました。 これまでを振り返りますと、わが国では度重なる政権交代により大きな方針の転換が進められ、政治・経済も大きく変化するとともに、東日本大震災からの復興対策など地域経済や地方自治をめぐっては、まさに激動の厳しい情勢下にありました。 そうした中、行政と市民が一体となって新市をつくり上げていくためには、共通の認識、ルールが必要と考え、県内で初となる自治基本条例を策定し、市民参画と協働のまちづくりを進めてまいりました。 全国初のBRT事業である、かしてつ跡地バス専用道整備石岡小美玉スマートインターチェンジ設置などの交通基盤の整備とともに、北関東の玄関口となる茨城空港の開港、小美玉市の魅力発信拠点「空のえき そ・ら・ら」のオープン、水の交流エリアの交流拠点「大井戸湖岸公園」の整備を行いました。 また、乳製品の普及による健康増進と地域振興を目的とした全国初の「乳製品で乾杯を推進する条例」を制定したことで、全国メディアに多数取り上げられ、全国有数の酪農のまちとして認知が広がりました。 さらに、文化芸術の分野では、徹底した住民参画による文化ホール運営で、まちづくりの新たな人材育成のあり方を示した「四季文化館みの~れ」が、総務大臣賞である地域創造大賞を受賞し、小美玉市まるごと文化ホール計画も全国的な先進事例として、視察や講演依頼などが相次いでおります。 これらの施策を行ってきたこれまでは、まさに合併で誕生した小美玉市の礎を築き上げてきた期間であり、将来像として掲げた「人が輝く水と緑の交流都市」の実現に向け、政策を着実に展開してきたものと自負をしているところでございます。 昨年の暮れには、旅行検索サイトスカイスキャナー」から「2017年台湾で人気上昇の旅行先トップテン」が発表され、小美玉市が世界2位にランクされました。さらに、自治体ごと行政サービスや暮らしに関する情報を提供している、地域・生活情報サイト生活ガイドドットコム」の注目度ランキングにおきましては、先月の実績で全国1位に輝きましたことも、これまでのまちづくりシティセールスが功を奏したものと考えております。 一方、将来の展望を考えますと、全国的に進んでいる少子高齢化と人口減少については、本市においても最優先で取り組むべき問題であり、小美玉市まち・ひと・しごと創生の総合戦略「ダイヤモンドシティプロジェクト」を着実に推進し、人・物・地域資源等の原石を掘り起こし、磨き上げ、光を当てて輝かせていくまちとなるよう、人口減少対策定住促進に取り組み、若者が希望を叶え、地域が元気になり、子どもからお年寄りまで小美玉市の魅力を誇らしげに語りだす、シビックプライドの高いまちを目指してまいります。 市の将来像である「人が輝く水と緑の交流都市」の実現に向けて、私の政治理念であります「対話と協調」に基づきまして、市民の皆様の声に耳を傾けながら、その思いを重点的かつ積極的に取り組んでいく施策として、「地域内の交流の深化」、「市内外との交流の活性化」、「安全で安心できる環境」の3つを重点施策として位置づけるとともに、7つの基本目標により市政運営を進めてまいります。 まず、重点施策について申し上げます。 初めに、「地域内の交流の深化」であります。 市民活動地域コミュニティを活性化させることにより、互いに理解し、協力し合う関係が形成をされ、それが地域のさまざまな課題の解決を担う関係へと深化していくと考えます。市民参画と協働のまちづくりを推進し、それぞれの地域の中で輝きながら生き生きと暮らせるよう、「人が輝く」まちづくりを進めてまいります。 次に、「市内外との交流の活性化」であります。 本市が誇る霞ヶ浦を初めとした自然環境や歴史、文化など、地域の魅力を市内外に発信していくとともに、茨城空港JR常磐線羽鳥駅、常磐自動車道幹線道路などの交通基盤のさらなる整備促進、施設機能を充実させることで、人・物・情報の交流の活性化を図り、「水と緑の交流都市」の実現に努めてまいります。 次に、「安全で安心できる環境」であります。 安全で安心できる暮らしの保障は、自治体にとって最も基本的な責務であります。ハード面の整備とともに、「自助」、「共助」に支えられた地域力の強化と外部とのネットワークを築いていくソフト面の充実にも積極的に取り組み、防災・減災対策を推進してまいります。 続きまして、7つの基本目標に関する主な施策であります。 初めに、「みんなで創る自治のまち」であります。 市民と行政が、それぞれの役割を分担し、信頼と協調に基づき、相互に連携をしながらまちづくりを行う、市民協働まちづくりを進めてまいります。 本市では、自治基本条例まちづくり組織条例に基づき、現在58団体がまちづくり組織の認定を受け、活動を行っております。市民活動団体自治力向上地域活性化を図るとともに、まちづくり組織連絡会を主体として、新たなまちづくり組織の設立支援、認定組織間の情報の共有、組織活動基盤の強化を引き続き行ってまいります。 また、市民協働まちづくりを推進していくためには、コミュニティ組織のさらなる活性化はもちろんのこと、組織間のネットワーク化を市内全域へ広げることが大切でございます。世代間の交流や伝統文化の継承、地域課題の解決などの取り組みを通じて、コミュニティ組織を中心とした地域づくりを目指してまいります。 国際交流活動につきましては、小美玉市とアメリカ合衆国カンザス州アビリン市との姉妹都市協定に基づきまして、訪問団の派遣と受け入れを交互に行っており、平成29年度は7月27日から8月8日の期間で訪問団派遣を予定しております。青少年訪問団の相互交流などを通じて、国際感覚を育成し、国際化に対応した人づくり、まちづくりを目指してまいります。 男女共同参画の推進につきましては、引き続き男女共同参画推進委員会による啓発・推進活動を行うほか、男女共同参画推進フォーラムを開催するとともに、男女問わずに誰もが活躍できる社会づくりを進めるため、男女共同参画推進法女性活躍推進法の周知を図ってまいります。 続いて、「未来を拓く快適・便利なまち」でございます。 住んでみたい、住んで良かった、これからも住み続けたいまちづくりを進めるためには、道路ネットワーク広域交通の充実に加え、交通結節点利便性向上を図り、快適な住環境を整備する必要があります。 まず、茨城空港を中心とした空の交流エリアの整備につきましては、(仮称)石岡小美玉スマートインターチェンジアクセス道路について、用地買収を進めるとともに、一部工事に着手をしており、引き続き県と連携協力しながら早期完成を目指してまいります。また、その他の広域幹線道路及び市内幹線道路につきましても、整備促進を進めるとともに、市内道路ネットワークの充実に努めてまいります。 次に、JR羽鳥駅を中心とした陸の交流エリアの整備につきましては、羽鳥駅の利便性の向上と交通結節点としての機能強化を図るため、橋上化を含む東西自由通路の整備と東西駅前広場一体的整備を進めております。平成29年度は橋上駅舎及び東西自由通路東西駅前広場の工事に着手をするとともに、東側市有地の利活用について協議、検討を進めてまいります。 次に、霞ヶ浦湖岸の水の交流エリアの整備につきましては、地域資源である霞ヶ浦周辺地域の特色ある景観の保全に努めるとともに、湖畔から望むダイヤモンド筑波を市の代表的な景観としてイメージアップ戦略の中核に捉え、魅力の発信、地域の活性化を図ってまいります。 市内循環バスにつきましては、地域公共交通実証運行期間の延長に伴いまして、交通弱者利便性向上交通空白地域の解消などにより、一層の利用促進を図ってまいります。 下水道事業につきましては、公共下水道事業といたしまして、比較的人口の密度の高い住宅団地内下水道整備を目指し、昨年度に引き続き、花野井や栗又四ケ等管渠埋設工事を進めてまいります。農業集落排水事業につきましては、飯前・上吉影地内の管路施設等整備推進により巴中部地区整備事業の全体の完成を目指すとともに、納場北部地区において、老朽化した処理施設の機器、設備の更新を図ります。戸別浄化槽事業につきましては、引き続き年間28基の高度処理浄化槽の設置に取り組んでまいります。 水道事業につきましては、下水道や道路改良工事等に併せて、老朽化した配水管を耐震性のある管種に布設替工事を実施するなど、安全・安心なおいしい水を安定的に供給してまいります。また、将来における水需要の減少に伴いまして給水収益の減少が予測されるため、経営環境がより厳しさを増していく時代に向けて、施設の計画的な更新や財源確保による経営基盤の強化に向けた検討を進めてまいります。 市内への移住促進につきましては、移住促進住宅取得補助事業を新たに開始いたします。市内への移住者を対象に、住宅取得に要する経費及び移住に伴い発生する経費に対して支援することで、移住定住を促進してまいります。 続いて、「うるおいある安全・安心なまち」であります。 防災体制の強化といたしましては、市民一人一人の防災意識を高めるとともに地域の防災力の向上を図るため、自助・共助・公助の連携の精神を基本とした自主防災組織の強化を進めるとともに、市民参加型の総合防災訓練を実践してまいります。 防災行政無線につきましては、市全域で統一的な防災行政無線を整備し、住民への迅速な情報伝達を行えるよう、引き続き老朽化したアナログ式屋外拡声子局デジタル化更新整備を進めてまいります。 LED防犯灯整備事業につきましては、平成28年度から2カ年事業として進めております。初年度に行政区管理の防犯灯を整備いたしました。平成29年度には市が管理する防犯灯を整備し、維持管理費の軽減及び効率的な管理を図ってまいります。 ごみ処理広域化事業につきましては、小美玉市、石岡市、かすみがうら市、茨城町による広域化の枠組みによるスケールメリットを活かし、施設建設等に係る経費の縮減を図り、合理的かつ、安定した経営基盤の確立並びに安定的なごみ処理施設運営確保を目指してまいります。 消費者対策推進事業につきましては、消費者団体や関係機関と連携した被害防止策の普及や意識啓発に力を入れるとともに、相談員2名を配置いたしまして近年増加している悪質商法や多重債務、家庭製品による事故等の問題解決に向けて支援をしてまいります。 地域防災力の充実強化につきましては、消防団の消防ポンプ車を順次更新するほか、大規模災害等に生活用水を確保できる耐震性貯水槽を順次設置いたします。 空家対策につきましては、小美玉市空家等対策計画を策定するとともに、現在、市内に存在する約500戸の空家のデータベース化を進め、特定空家の解消を目指してまいります。利活用が可能な空家等については、空家バンクを整備して、ダイヤモンドシティプロジェクトと連動をさせまして、定住促進につなげてまいります。 続いて、「ぬくもりにあふれる健やかなまち」であります。 ダイヤモンドシティプロジェクトにおいて、特に力を入れて推進する分野である少子化対策といたしましては、出会いの場の創出、恋愛・結婚のイメージアップ子育て環境の充実など多様な事業を展開いたしまして、子育て支援と一体となった積極的な少子化対策を進めてまいります。 結婚推進事業につきましては、恋愛・結婚イメージアップ映像ダイヤモンドウェディング」の配信や、多彩な出会いの場の創出とともに、ファッションやマナー、コミュニケーションなど、自分を磨き上げる各種講座を開催いたしまして、恋愛や結婚に前向きになれるまちを目指してまいります。 ふるさと同窓会応援事業につきましては、市民交流やふるさと回帰のきっかけを作り、定住の促進を図るため、市内で開催される同窓会に対し助成をいたします。 子育て応援事業につきましては、子育ての喜びを実感し、ともに子育てに参画する意識の醸成のために、父親や家族を対象とした講座を開催するとともに、子育てに関する地域情報が一目でわかる情報アプリを活用した情報環境の向上など、小美玉市で子育てをする家族を応援する各種事業に取り組んでまいります。 健康づくりの推進につきましては、安心して子育てができるよう、きめ細やかな母子保健の充実を図るとともに、「全てのライフステージにおいて健やかでこころ豊かな生活を育むまちおみたま」を目指し、「おみたま健康いきいきプラン」に掲げた、こころとからだの健康づくり、食を通じた健康づくり、健康づくりの環境整備の各種事業を推進してまいります。 地域医療の充実につきましては、市民が住み慣れた地域で安心して暮らせる信頼の医療を確保するため、未来を見据えた地域医療の視点に立った取り組みを進めてまいります。 地域福祉の充実につきましては、地域住民を中心に自助・共助のバランスがとれた地域福祉の実現を目指し、誰もが安心して暮らせる福祉コミュニティづくりを推進をしてまいります。 高齢者福祉の充実につきましては、高齢者が自立して、いきいきと暮らすことができるよう、介護予防の視点による高齢者福祉サービスを図るとともに、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活が送れるよう、地域包括ケアシステムの充実を図ってまいります。 障がい者福祉の充実につきましては、ノーマライゼーションの理念に基づき、障がいのある人の社会参加の機会の確保や地域社会における共生を図るとともに、家庭や地域の中で自立した日常生活・社会生活が送れるよう、障がいのある人の本意に沿ったサービス等の提供体制を確立してまいります。 社会保障の充実につきましては、国民健康保険や介護保険、医療給付など安定した運営と制度の適正化及び啓発を図ってまいります。 続いて、「活力に満ちた産業のまち」であります。 茨城空港の就航路線の拡充には、搭乗率の向上が鍵を握っております。本市といたしましても、県や市茨城空港利用促進協議会と連携したイベントやキャンペーン等を通じて、全力で搭乗率向上に努めてまいります。また、空のえき「そ・ら・ら」において、牛乳祭りや玉子祭りなど「農業」や「食」への理解を深める活動を行いながら、茨城空港との相乗効果を図り、交流人口の拡大と空港の活性化を目指してまいります。 ふるさと納税制度においては、平成28年度は2月末現在で1万4,824件、総額で1億6,985万5,000円の寄附をいただいております。今後も魅力ある地元の名産品など返礼品に追加をし、さらなる寄附を募っていくことで、地元企業の活性化も同時に図ってまいります。 農業の振興につきましては、担い手の育成と総合的な生産基盤の整備を図り、付加価値が高く農村環境に配慮した安全・安心な農産物の生産を推進いたします。 また、地域特産品ブランド化推進事業といたしまして、他の地域と差別化を図り、競争力や情報発信力の優位性が確保できる付加価値の高い商品開発を進め、おみたまブランドとして確立を目指してまいります。 水産業の振興につきましては、水産資源の確保や活性化に取り組むとともに、霞ヶ浦の環境保全を図ってまいります。 商業、工業の振興につきましては、地元商業の活性化を図り、魅力と賑わいのある商業環境の創出を目指してまいります。また、地元企業の安定的な操業の支援や交流の促進、新たな企業の誘致を推進し、市民生活を支える活力ある産業の創出を図ってまいります。 観光の振興につきましては、霞ヶ浦や緑豊かな自然環境、地域に根ざした歴史・文化など恵まれた地域資源を磨き上げ、創意工夫を凝らした観光の創造に取り組んでまいります。 また、本市のイメージアップに大きく寄与する観光スポットを作り上げるため、市の花であるコスモスを、希望ヶ丘公園周辺と霞ヶ浦湖岸に栽培をいたします。眼下一面に広がる500万本の希望ヶ丘コスモス畑や霞ヶ浦を彩る秀麗な風景の魅力を大々的にPRしていく、花の香る里づくり事業を実施してまいります。 続いて、「個性豊かな教育・文化のまち」であります。 学校教育につきましては、特色ある教育を推進するとともに、将来的な児童生徒の減少が進む中においても、良好な教育環境が維持できるよう、学校規模・学校配置の適正化に取り組んでまいります。「小美玉市立小中学校規模配置適正化実施計画」に基づき、平成29年度につきましては、平成31年4月開校予定の小川南小学校の校舎建築工事に着手をし、玉里地区の小中一貫校は基本設計、野田・上吉影・下吉影統合小学校は、校舎建築の基本構想の策定を進めてまいります。また、コミュニティ・スクール促進事業といたしましては、学校と保護者や地域の皆様が協働し、知恵を出し合い、学校運営に反映させることで地域とともにある学校づくりを進めてまいります。 文化芸術につきましては、「小美玉市まるごと文化ホール計画」に基づきまして、住民主役・行政支援の文化のまちづくりによって、年代や職種を超えた交流が生まれ、創造的人材を創出し、地域の魅力を高め、本市を誇りに思う、いわゆるシビックプライドを醸成しており、こうした取り組みが全国トップレベルの事例として注目を集めております。平成29年度に実施するアピオス35歳・みの~れ15歳記念事業を通して参画の輪がさらに広がり、地域の活性化と若者の定住促進に繋がることを期待しております。 生涯学習の充実につきましては、誰もが自由に生涯にわたって学ぶことのできる生涯学習社会の構築を目指し、市民と行政の連携による生涯学習推進体制を整備するとともに、施設間の連携を強化し、運営内容及び施設の充実を図ってまいります。 スポーツの振興につきましては、いつでも、どこでも、誰もがスポーツに親しみ、健康でいきいきと暮らせる生涯スポーツ社会の実現を目指してまいります。また、児童・生徒に対する運動・スポーツの普及に関する取り組みとして、スポーツのすばらしさ、夢を持つことのすばらしさ、それに向かって努力するということの大切さを学ぶ「夢先生派遣事業」を引き続き推進してまいります。さらに、小川B&G海洋センターの改修工事において、施設の環境改善、バリアフリー化を行うことによりまして、利便性の向上に繋げてまいります。 青少年の健全育成につきましては、学校教育、家庭教育、社会教育の連携強化に努め、社会参加の促進を図るとともに、地域における子どもの居場所づくりを推進してまいります。 また、今年は7月22日、23日の2日間にわたり、小美玉市を会場に戸沢サミットを開催いたします。戦国時代から江戸時代草創期にかけて、常陸国松岡藩の藩主を経て新庄藩主となった戦国大名、戸沢政盛公を顕彰することとともに、ゆかりのある岩手県雫石町、秋田県仙北市、山形県新庄市、茨城県高萩市、小美玉市の5つの自治体が、情報交換や連携を図りながら、相互の交流を深めることを目的としており、戸沢氏や市の歴史を広く伝えることで、シビックプライドの醸成を図ってまいります。 ぜひ多くの皆さん方のご出席をお願いするところでございます。 最後に、「信頼で築く自主・自立のまち」であります。 地方創生の推進といたしまして、ダイヤモンドシティプロジェクトを総合的かつ一体的に推進していくため、「結婚促進」、「魅力創出」、「移住定住促進」の各種事業を官民連携による複合的に実施する全国に先駆けた取り組み「ミライカレッジ小美玉」をさらに発展させ、地域資源の発掘、シビックプライドの醸成、市民一人ひとりの魅力発信力の強化を図ってまいります。 広報活動につきましては、広報紙及びホームページなどにより、分かりやすく、かつ積極的な行政情報の発信に努めることで、市政への市民参加の促進を図るとともに、市政モニター制度や提案はがき、対話の日など幅広い広聴活動を行い、市民の皆様と情報の共有に努めてまいります。 行財政改革につきましては、市民ニーズを反映した行政サービスの提供と安定した行財政運営を確保するため、さらなる行財政改革を推進するとともに、計画的な財政運営、財政構造の弾力化に努めてまいります。また、多様な行政課題に対応するべく人材育成の強化に努めるため、職員研修の充実を図ってまいります。 現在、市では茨城大学人文学部との間で地域連携協定を締結し、ダイヤモンドシティプロジェクト推進に当たり、学生の参画などの連携を進めておりますが、新たな取り組みといたしまして、4月から茨城大学人文学部地域政策研究コースへ職員を入学させ、地域課題の発見や解決策を研究するプログラムを通して経済社会状況の変化を的確に認識する能力と高度な専門性を持つ人材の育成を図ってまいります。 広域行政の推進につきましては、県央地域の9市町村が連携して定住促進につなげていくため、茨城県央地域定住自立圏の連携事業を平成29年度からスタートをさせ、多様化、高度化、広域化する行政課題に圏域全体として対応してまいります。 平成29年度は総合計画の最終年度となり、次期計画となる第2次総合計画は平成30年度から平成39年度までを計画期間として、広い視野、計画的な視点に立ち、市民の皆さんの参画を得ながらダイヤモンドシティプロジェクトの内容を組み込み、市民ニーズを十分に反映して策定をいたします。 以上、平成29年度の市政運営について、所信の一端と主な施策の概要を申し述べてまいりました。繰り返しとなりますけれども、総合計画後期基本計画の総仕上げの年でございます。「ダイヤモンドシティプロジェクト」の推進とともに、第2次総合計画の策定に向けて、豊かな自然や歴史・文化など、恵まれた地域資源まちづくりの基礎となる人的資源を最大限生かしながら、市民参画と協働によるまちづくりを進め、「住んでみたい、住んで良かった、これからも住み続けたい小美玉市」、そして、「人が輝く水と緑の交流都市」を目指し、実現に向けて全力で取り組んでまいります。 議員の皆さま並びに市民の皆さまにおかれましては、より一層のご支援・ご協力をお願い申し上げます。 次に、今回提案いたしました諸議案のご審議をお願いするに先立ち、日程第3で上程した議案の概要について説明を申し上げます。 今回、提案いたします議案の内容につきましては、条例の新規制定について1件、条例の一部改正等について9件、平成28年度補正予算9件、平成29年度予算10件、字の区域の設定について1件、市道路線の認定及び変更について2件、公の施設の広域利用に関する協議について1件の合計33件でございます。 初めに、議案第2号 小美玉市工場立地法準則条例の制定につきましては、本市への工場誘致を促進するため、工場立地法で定められている敷地面積に対する緑地面積割合等の規制緩和を図る条例を、新たに制定するものであります。 次に、議案第3号 小美玉市公の施設の指定管理者指定手続等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、指定管理者による協定の締結事項等について、明確化を図るため所要の整備を行うものであります。 次に、議案第4号 小美玉市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例につきましては、職員の休暇等に関し、拡充を図るため関係条例の整備を行うものであります。 議案第5号 小美玉市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例につきましては、特別職及び職員の旅費に関し、国内旅行の日当支給の取り扱いを改正するために、関係条例の整理を行うものであります。 次に、議案第6号 小美玉市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例につきましては、職員の特殊勤務手当の支給に関し、消防業務に従事した場合における手当の一部を改正するものであります。 次に、議案第7号から議案第9号までの、小美玉市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、初めに議案第7号につきましては、職員のストレスチェックの実施に伴いまして、産業医の報酬について改正するものであります。 次に、議案第8号につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき設置されている小美玉市学校運営協議会の委員報酬等について規定するため、改正するものであります。 次に、議案第9号につきましては、農業委員会等に関する法律第6条第2項に係る農業委員等が実施した事務に対し、事業実績に応じた農地利用最適化交付金が交付されることに伴い、報酬及び費用弁償の額を定めるため、改正をするものであります。 次に、議案第10号 小美玉市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、重要な資産の取得及び処分に関する規定を、地方公営企業法施行令に準じた額に改正するものであります。 次に、議案第11号 旧美野里町障害者住宅整備資金貸付条例の規定に基づく貸付資金の経過措置に関する条例を廃止する条例につきましては、当該債務者の償還完了に伴い、本条例を廃止するものであります。 続きまして、議案第12号から議案第20号までの平成28年度の補正予算について説明をいたします。 初めに、議案第12号 平成28年度小美玉市一般会計補正予算(第8号)につきましては、歳入歳出それぞれ3億2,027万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を236億6,548万3,000円として提案するものであります。 今回の補正でございますが、決算見込額に応じた補正が主なものとなっております。 歳入では、1款市税で3億9,700万円の補正増、17款財産収入で6,634万1,000円の補正増、19款繰入金4億9,860万5,000円の補正減、市債で2億9,140万円の補正減などとなっております。 歳出につきまして、主なものを款ごとに説明をいたします。 2款総務費では2,487万1,000円の補正増、特定防衛施設周辺整備調整交付金事業や再編交付金事業の増額補正が主なものであります。 3款民生費では1億87万5,000円の補正減、国民健康保険特別会計繰出金や生活保護扶助費の増額補正に対し、臨時福祉給付金事業や保育委託事業等の決算見込みによる減額補正が主なものであります。 4款衛生費では3,840万5,000円の補正減、決算見込みによる予防接種事業や成人保健事業の減額補正が主なものとなっております。 8款土木費では9,488万5,000円の補正減、決算見込みによる一般市道・排水整備事業の減額補正、事業費確定に伴う羽鳥駅周辺整備事業の減額補正、下水道事業特別会計繰出金の減額補正が主なものであります。 10款教育費では1億6,054万円の補正減、小学校建設事業における実施設計委託料等の減額補正、中学校建設事業における旧小川高校改修工事の附帯工事費の減額補正が主なものであります。 13款諸支出金では6,960万円の補正増、公共施設整備基金費の増額補正が主なものであります。 また、歳入歳出予算の補正のほか、7件の事業の繰越明許費の設定をするものでございます。 次に、特別会計及び企業会計の各会計の補正予算につきましては、決算見込み額に応じた増減でございまして、補正総額を主にご説明いたします。 議案第13号 平成28年度小美玉市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、事業勘定及び診療施設勘定白河診療所の補正であります。 事業勘定につきましては、歳入歳出それぞれ7,078万円を減額し、歳入歳出予算の総額を69億3,929万5,000円として提案するものであります。 診療施設勘定白河診療所につきましては、歳入歳出それぞれ399万円を減額し、歳入歳出予算の総額を1億4,937万1,000円として提案するものであります。 次に、議案第14号 平成28年度小美玉市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)でございます。 内容につきましては、歳入歳出それぞれ883万1,000円を追加し、歳入歳出の予算の総額を4億5,884万9,000円として提案するものであります。 次に、議案第15号 平成28年度小美玉市下水道事業特別会計補正予算(第4号)であります。 内容につきましては、歳入歳出それぞれ6,904万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を15億4,582万4,000円として提案するものであります。 次に、議案第16号 平成28年度小美玉市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)であります。 内容につきましては、歳入歳出それぞれ22万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を7億4,421万8,000円として提案するものであります。 次に、議案第17号 平成28年度小美玉市戸別浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)であります。 内容につきましては、歳入歳出それぞれ2,892万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を5,289万6,000円として提案するものであります。 次に、議案第18号 平成28年度小美玉市霊園事業特別会計補正予算(第2号)であります。 内容につきましては、歳入歳出それぞれ170万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を3,827万2,000円として提案するものであります。 次に、議案第19号 平成28年度小美玉市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、介護保険事業勘定において、歳入歳出それぞれ6,401万2,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を36億1,254万1,000円として提案するものであります。 次に、議案第20号 平成28年度小美玉市水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、第3条予算収益的支出と、第4条予算資本的収入及び支出についての補正であります。 第3条予算の収益的支出につきましては、営業費用の浄水及び配水費並びに総係費を減額し、補正後の予算額を7億6,461万3,000円として提案するものであります。 第4条予算の資本的収入及び支出のうち、収入につきましては加入金を増額する一方、工事負担金を減額し、補正後の予算額を6,197万9,000円として提案するものであります。 支出につきましては、建設改良費の建設工事費を減額し、補正後の予算総額を5億2,885万5,000円として提案するものであります。 続きまして、議案第21号から議案第30号までの新年度予算につきまして、ご説明をいたします。 初めに、議案第21号 平成29年度小美玉市一般会計予算についてご説明をいたします。 本市をとり巻く行財政環境でございますけれども、人口減少・少子高齢社会の急速な進展や普通交付税算定方式の一本算定移行による段階的縮減の開始など、歳入は減少傾向であるのに対し、歳出は増加傾向にあることから、依然として厳しい状況にあります。引き続き国や県の動向に注視をしつつ、国の地方財政対策を見極めながら、行財政全般にわたる改革を行うほか、市債残高の抑制にも留意するなど将来にわたり持続可能な健全財政を念頭に置いた予算編成を行う必要があると考えております。 そのような厳しい財政状況にあっても、平成29年度は、本市総合計画後期基本計画の最終年度でございますので、総仕上げの年でありますので、「人が輝く水と緑の交流都市」を実現するため、市民の交流基盤の強化とともに、市の一体化や都市としての機能の向上、活力にあふれた安全安心のまちづくりなど、重点的かつ積極的な予算編成を行いました。 さらに、平成29年度は「小美玉市まち・ひと・しごと創生総合戦略・ダイヤモンドシティプロジェクト」の2年目であり、ここでの成果は計画の成否を左右する重要なものとなるため、着実に実行するための事業を多数盛り込んでおるところでございます。 以上の結果、平成29年度小美玉市一般会計の予算規模は、総額で235億8,700万円となり、前年度当初より2.4%増の予算となりました。 次に、議案第22号 平成29年度小美玉市国民健康保険特別会計予算であります。 本予算は、事業勘定の総額が68億4,816万円で前年度当初予算との比較では1億3,647万1,000円、2.0%の減、診療施設勘定白河診療所の総額が1億4,336万7,000円、前年度当初予算との比較では629万6,000円、4.2%の減となりました。 次に、議案第23号 平成29年度小美玉市後期高齢者医療保険特別会計予算であります。 本予算は、総額で4億7,522万1,000円、前年度当初予算との比較では2,635万8,000円、5.9%の増となりました。 次に、議案第24号 平成29年度小美玉市下水道事業特別会計予算であります。 本予算は総額14億7,409万7,000円で、前年度当初予算との比較では1億1,271万2,000円、7.1%の減となりました。 次に、議案第25号 平成29年度小美玉市農業集落排水事業特別会計予算であります。 本予算は、総額8億1,418万2,000円、前年度当初予算との比較では7,286万6,000円、9.8%の増となりました。 次に、議案第26号 平成29年度小美玉市戸別浄化槽事業特別会計予算であります。 本予算は、総額で8,362万2,000円、前年度当初予算との比較では244万6,000円、2.8%の減となりました。 次に、議案第27号 平成29年度小美玉市霊園事業特別会計予算であります。 本予算の総額でございますが1,988万1,000円、前年度当初予算との比較では1,949万9,000円、49.5%の減となりました。 次に、議案第28号 平成29年度小美玉市介護保険特別会計予算であります。 介護保険事業勘定の予算総額は35億8,181万5,000円で、前年度当初予算との比較では1億1,904万2,000円、3.4%の増となりました。 また、介護サービス事業勘定の予算総額は370万9,000円で、前年度当初予算との比較では67万8,000円、15.5%の減となりました。 次に、議案第29号 平成29年度小美玉市病院事業会計予算であります。 第3条予算収益的収入及び支出につきましては、収入額2億295万5,000円、支出額1億9,500万1,000円を計上しております。 次に、第4条予算資本的収入及び支出につきましては、収入額4,990万9,000円、支出額5,537万円を計上するもので、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する資金546万1,000円は、当年度分損益勘定留保資金により補填するものでございます。 次に、議案第30号 平成29年度小美玉市水道事業会計予算であります。 第3条予算収益的収入及び支出につきましては、収入額8億664万1,000円、支出額7億9,265万5,000円を計上しております。 次に、第4条予算資本的収入及び支出につきましては、収入額1億1,644万2,000円、支出額7億9,810万2,000円を計上しております。 なお、資本的収入額が支出額に対して不足する資金6億8,166万円は、消費税資本的収支調整額、過年度及び当年度損益勘定留保資金により補填するものでございます。 以上が平成29年度の各会計ごとの予算の内容でございます。 次に、議案第31号 字の区域の設定につきましては、現在、茨城県が進める茨城空港テクノパーク工業団地造成事業に伴い、事務処理の円滑化を図るため、新たな字名を設定するものでございます。 次に、議案第32号 市道路線の認定につきましては、3路線を認定するものであります。 市道美1639号線につきましては、農道整備工事に伴うものでございます。市道美1640号線につきましては、路線の変更に伴うもの、市道玉5344号線につきましては、開発による宅地造成に伴いまして、寄附を受けたものであります。 次に、議案第33号 市道路線の変更につきましては、柴高地内の市道美1492号線及び川戸地内の市道小20361号線の敷地の一部用途廃止に伴いまして、各路線の終点位置を変更するものでございます。 次に、議案第34号 公の施設の広域利用に関する協議につきましては、水戸市を中心とする県央地域9市町村間において、協定対象施設の削除及び変更に伴いまして、協定書を見直すものでございます。 以上が提案いたしました議案の概要でございます。 十分にご審議の上、議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ありがとうございました。 ○議長(市村文男君) 以上で提案理由の説明を終わります。 提案されました議案等の質疑通告は3月10日の午前9時まで、討論通告は3月22日の午前9時までとなっておりますので、発言される場合は通告されるようお願いをいたします。 この際、議事の都合により午後2時50分まで休憩といたします。     午後2時35分 休憩     午後2時50分 再開 ○議長(市村文男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。--------------------------------------- △茨城県後期高齢者医療広域連合議会議員一般選挙 ○議長(市村文男君) 日程第4、茨城県後期高齢者医療広域連合議会議員一般選挙を行います。 当該広域連合議会議員の定数は連合規約の規定により1名であります。 選挙の方法は投票によることといたします。 議場の閉鎖を命じます。     〔議場閉鎖〕 ○議長(市村文男君) ただいまの出席議員数は20名であります。 投票用紙を配付いたします。     〔投票用紙配付〕 ○議長(市村文男君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(市村文男君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。     〔投票箱点検〕 ○議長(市村文男君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙には選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。 点呼を命じます。     〔投票〕 ○議長(市村文男君) 投票漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(市村文男君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。     〔議場開鎖〕 ○議長(市村文男君) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に藤井敏生君及び小川賢治君を指名いたします。 よって、両君の立ち会いを願います。     〔開票〕 ○議長(市村文男君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数 20票、これはさきほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち 有効投票  20票      無効投票   0票 有効投票中  市村文男君   19票  福島ヤヨヒ君   1票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。 よって、私、市村文男が茨城県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選をいたしました。 ただいまの当選者に対し、会議規則第32条第2項の規定により告知をいたします。--------------------------------------- △休会について ○議長(市村文男君) お諮りいたします。 来る3月3日から7日までの5日間は、議案調査のため本会議を休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(市村文男君) ご異議なしと認めます。 よって、3月3日から7日までの5日間は休会と決しました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(市村文男君) 以上で本日の認定は全部終了いたしました。 次回は、3月8日午前10時から本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。     午後3時00分 散会...